08年10月9日
大僧正と手鏡

過日お世話になった老僧の御葬儀に参列いたしました。大導師は本山の重責を歴任された宗派の最高位の大僧正が勤められました。私はたまたま同じ部屋で末席を汚しておりました。法要の時間が近づき法衣に着替えることになり、大僧正は若い僧侶が二人がかりで着付けを手伝っておりました。大導師の着られる法衣は大変重く大きくて身動きもままならぬほどです。
やっと衣帯をつけられ席にお付きになりますと、おもむろに懐から携帯電話のようなものを出されたので、電話をされるのかと思って見ておりますとそれは携帯ではなくて手鏡でした。80歳を越えたご年令の大僧正が懐に手鏡をお持ちというのに驚きました。確かに法衣は着ているうちに襟元がだらしなくなりやすいのでチェックをされているようでした。おいくつになられても身だしなみに気を遣われお姿を見て大変勉強になりました。
私も早速100円均一のお店で折り畳みの手鏡を買って、法衣を入れる鞄に忍ばせました。

付録 「ワンクン二号登場」
寺の愛犬 王君(ワンクン)の妹が子供を産みましたので、オスの子犬を一匹もらってきました。名前は天君(テンクン)です。ワンクンよりもいたずらで活発なので大騒ぎの日々です。

山主

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