12年7月30日
希望と期待と不安

期待という言葉から感じるのは「良い結果への願い」になると思います。
しかしその結果の善し悪しはなにか人任せや物任せの感もあり努力を重ねて良い結果を待つことが期待の本質と思います。しかしながら願いが叶えば大きな喜びになりますが、逆の結果が出た時の落胆は辛いものです。
私自身年齢を重ねてきて期待がはずれるとそのダメージが大きくなってまいりました。
最近私は努力・精進は人として当然と考えます。しかし「こうしたから、そうなるだろう。」という期待は捨てようと思いました。その代わりに大きな希望を持った方がうまくいかなくてもその次その次と努力を怠ることは出来ません。
不安は漫然としたものや最悪の事態へのものがあると思います。確かに諸行は無常であり、物事の移ろいゆくことは真理でありますからそれに対しての不安は全ての方が感じられることです。この不安は万人が逃げることは出来ません。
苦は逃げれば逃げるだけ大きくなります。苦はその原因を探り解決に向けて努力していくことの繰り返しが人生の励みとなると考えます。
その一番の大きな支えが希望ではないでしょうか?
努力もせず不安に振り回され不満の怒りを他にむける。これは人が最も忌み嫌うべき行為であります。

山主

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